積水ハウス 脱LDKの大空間リビング 「幸せ住まい」研究成果を商品化
住宅新報 2018年10月16日 号 12面
積水ハウスは10月3日、鉄骨戸建ての主力ブランド「IS ROY+E(イズ・ロイエ)」シリーズとして、新コンセプトモデル「Family Suite (ファミリースイート)」を発売した。この商品は、企業では日本初となる「幸せ」を研究する同社住生活研究所の「住めば住むほど幸せ住まい」研究の成果を、先進技術を駆使して実現したもの。
同日に住まいの夢工場(茨城県古河市)で開いた発表会で、同社総合住宅研究所所長の石井正義執行役員は人生100年時代を前提に「住生活のソフト面、構造的なハード面が融合した、本当にお客様に価値のあるリビング、新しい住まい方、暮らし方を提案したい」と新商品の狙いを述べた。
新しいリビング空間(6×10メートル、あるいは7×7メートルの1ルーム)を「ファミリースイート」と命名。ポイントは(1)「LDK発想」からの脱却(2)家族の心地よい距離感(3)わが家らしい住みこなし――の3点。住生活研究所の河崎由美子所長は「Lはくつろぎ、Dは食事、Kは調理といった単機能から考え始める『LDK発想』は通用しない」と説明。研究の成果から、リビングは食事、団らん、学習など家族の様々なシーンを受け止めていることが判明。提案する大空間は多用途に使えるものであり、河崎所長は「住宅を提供する側が『ここがL、ここがD』と提案しているが、本当に住んでいる人には関係ない。もっと住んでいる家族の本音、本当の暮らしやすさに合わせて設計していかなければならない」と述べた。


















