自主管理で大家が奮闘 丹治不動産管理(千葉県習志野市) 仲介業者へ営業回り バブル崩壊で廃業 5年間滞納は皆無
住宅新報 2018年10月2日 号 19面
千葉県習志野市内にある広さ約840m2の敷地に、築20~30年が経過した木造アパート3棟、全26戸が並んで建っている。このアパートと敷地内の駐車場13台分の自主管理会社を設立して、アパート経営に奮闘しているのがオーナーである丹治不動産管理(千葉県習志野市)の丹治眞人社長だ。
かつて宅建業を開業した経験はあるものの、今はあえて開業の道は封印し、自社所有アパートの管理を専業とする同社を13(平成25)年に設立。「自主管理に切り替える以前は、常に5、6室が空室の状態だった。最寄り駅に大手賃貸FCが次々と新規出店していたことから、先行きも一定の需要は必ず見込めると確信を持てた。3棟のアパートを5年前に相続したのを機に、自主管理に方向転換し、その後、税務対策としてアパート3棟の建物部分を個人所有から法人所有に切り替えた」とこれまでの経緯を語る。
最も築浅のアパートでも築20年以上が経過しているため、外壁塗装や外階段の塗り替え、各住戸の補修や設備交換など、年を追うごとに3棟のメンテナンスに要する追加投資もかさむ。最寄りの京成大久保駅からは徒歩10分圏を超える駅遠立地とあって、交通利便性も決して恵まれているほうではない。それでも家賃収入は、単身者向け1K、1DKで1戸当たり月額3万円台後半から4万円台と、かろうじて周辺相場の水準を維持できている。


















