地域工務店に「住宅産業塾」が説く 健康快適住宅とは <上> 抗酸化技術を環境改善に
住宅新報 2018年9月11日 号 1面
『健康快適住宅教本』は、長井氏が理事長を務める一般社団法人住環境改善推進協議会(東京都港区虎ノ門)から刊行した。全国工務店を対象に各地で行ってきたセミナーでの実証データなどを体系的に整理、集大成したものでA4判、176ページ。それによると、「健康快適住宅」の理念とは、「温熱環境、自然素材、抗酸化技術、健康快適設計」の健康快適基準プラス「暮らし方」によってもたらされると結論付けている。
その温熱環境とはヒートショック、自然素材とはアレルギー、抗酸化技術(処理)とは酸化(地盤、基礎、室内)と電磁波ノイズからそれぞれ解放され、健康快適設計とはバリア&ストレスフリーを実現すること。それが住宅の持つ「健全な成長」「健康増進維持」「健康寿命の延伸」という本来の目標につながるというものだ。これまでの住宅づくりの経験と、実際に建てた住宅での空気環境などの測定データや居住者の声を集め、専門家の知見を加えてエビデンス化を図った、現時点の結論でもある。
多くの人が35年などの長期ローンを払って建てるのが住宅。その住宅が品質はともかく空気環境のよくない家、健康を害する家だとしたら。


















