プレカット駆使し神社再建 札幌、熊本で社会貢献へ 創建 コミュニティを守り、育てる
住宅新報 2018年8月14日 号 13面
創建のグループ企業である木の城たいせつ(北海道栗山町)は15年8月、プレカットの木組み工法で石山神社(札幌市石山)を再建し、注目を集めた。建築面積は37.13坪で、同年5月の着工から3カ月での完工と改めて技術力の高さを証明したからだ。創建の吉村孝文会長は「氏子さんからお金が集まらず、困っておられた石山神社から木の城たいせつでできないかと相談を受けた。引き受けた当初は、氏子さんから本当にできるのかという厳しい言葉も浴びた」と当時を振り返る。
木の城たいせつはそもそも、北海道では知らない人はいないと言われた木造注文住宅の会社。道内ではシンボル的な存在であり、小泉純一郎元総理大臣から地方の優良企業として絶賛されたこともある。しかし、08年に事業停止となり、その技術力を惜しむ声は高かった。
その当時、リーマンショックの影響で日本経済は冷え込んでいたが、事業再生の相談を受けた吉村会長は木の城たいせつを訪問し「この会社を無くしたら日本の損失」と考え、約2万5千坪の主力工場などを譲り受け、事業再生を進めた。引き受けた際に神社の建設事業は想定していなかったという。


















