積水化学 鉄骨系ユニットに新型投入 中・高価格帯強化、建て替えにも
住宅新報 2018年7月17日 号 10面

鉄骨系ユニット住宅の新型「パルフェ」
積水化学工業住宅カンパニーは7月21日、鉄骨系ユニット住宅の新型「パルフェ」(写真)を全国(北海道、沖縄および積雪地域を除く)で発売する。「パルフェ」は83年の発売以来、累計23万棟を超える基幹商品。新型を発売することで、中・高価格帯商品を強化、建て替え受注の増加も見込む。
新型では、屋根と外壁で囲われた「インナーキャンチバルコニー」と、従来のバルコニーより最大90センチの張り出しを可能とした「オーバーハングバルコニー900」の2種類のバルコニーを開発、陰影ある格調高い外観を生み出す。「ボックスラーメン構造」の特性を生かし、構造体に負荷をかけずに最大幅5メートル40センチ、最大高さ2メートル40センチの大開口も実現した。
同社はこれまで、高耐久タイル外壁、高耐久ステンレス屋根を導入し、ライフサイクルコスト(LCC)の低減に努めてきた。新型では、コンファティックの屋根、台形ユニットの屋根、バルコニーの床下地などをステンレスに仕様を統一、LCCの更なる低減を実現する。
電気自動車(EV)の本格普及に備え、今回は普及型VtoH(Vehicle to home)システムにVtoHスタンド単独設置のバリエーションを追加。費用対効果を向上させ、エネルギーの自給自足を追求する。
販売目標は年間2000棟(初年度1800棟)。販売価格(税別。延べ床面積146m2モデルプランで試算)は3.3m2当たり79万円台から。
介護用で新商品
また、積水化学工業の完全子会社である積水ホームテクノ(大阪市淀川区、福井一晃社長)は7月10日、介護施設向けユニットバスの新商品「KGS―F」の受注を開始した。新商品は介護・医療福祉施設における介護用入浴機器を設置できる大型ユニットバスとなる。
ニーズが多様化する介護、医療福祉施設の浴室空間に適応させる一方、工期は3、4日で対応する。
新商品の床構造は、ユニットバス業界トップの床断熱性能、毎分300リットルの排水性能を実現。標準サイズとして3タイプをそろえ、一般的な機械浴槽に対応する。
また、プラン対応力も向上させた。柱・梁欠きなどの異形設計に対応し、平面3メートル×6メートル、高さ2.3メートルまでのサイズに対応する。個浴と併用し、多目的な特殊浴室としても提案が可能だ。
新商品は19年1月末から納入。19年度の目標販売台数として150台を掲げている。

















