木造パネルの受託製造スタート ウッドステーション 塩地博文社長 大工機能のインフラ化目指す
住宅新報 2018年6月12日 号 10面

塩地社長
木造軸組工法の受託製造事業をスタートさせたウッドステーション(千葉市美浜区、塩地博文社長)。工場で生産する「大型パネル」は窓サッシや断熱材などが一体成型されたもので、ハウスビルダーなどの要望にに応じて提供していく。パネルを施工現場で組み立て、1日で上棟以上が完工し、圧倒的な工期短縮を実現する。
塩地社長は「在来木造という分野が巨大な市場であることは戦後、一貫した事実。大工がつくる家が主力でありながら、(大工が)絶滅のサイクルに入ってきた。それに対して産業界は大工の機能としての新しいインフラを提供すべき」と信条を披露する。
塩地社長は三菱商事建材(東京都渋谷区)の開発事業部長として「大型パネル」を開発した。パネルはビジネスとして大量生産が必要になる。開発畑が長かったが、やはり商社マンとしての下地を持つ。「どういう風に資材が持ち込まれるか、どういう工法で家がつくられているか、工場のラインがどう構成されているか」を熟知しており、テクノエフアンドシー(東京都杉並区)を事業パートナーとして選択。他の企業は考えなかったという。そして、この3~4年間に「日本中で『大型パネル』が通用するのか、運用上の問題はないのか、全国で一律にサービスができるのかを実証してきた」と振り返る。

















