積水化学 フィルム型LiB増産へ 生産効率の向上も
住宅新報 2018年5月8日 号 11面
積水化学工業は連結子会社のエナックス中部事業所(愛知県常滑市)に約40億円を投資し、住宅向けを中心としたフィルム型リチウムイオン電池(以下フィルム型LiB)単電池の建屋・生産設備の増設を決定。19年度下期から生産設備の稼動を開始する。稼動後のフィルム型LiBの生産能力は約1万棟分となる。
同社はフィルム型LiB事業を次代の成長を担う戦略事業に位置付ける。17年から住宅向け製品を発売しており。同社製品は京セラが販売する住宅用蓄電システムを構成する電池ユニットに搭載。同システムをセキスイハイム商品に採用している。19年には、FIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)の適用が終了するPV(太陽光発電システム)搭載邸が生じ、PVで発電した電気を有効活用するために蓄電池の需要が拡大すると予想し、今回の設備拡充を決定した。
ライン増設と合わせ、同社つくば事業所とエナックス中部事業所に分散していた生産工程をエナックス中部事業所に集約、生産効率の向上も進める。一方、同社つくば事業所では車載向けフィルム型LiBの開発体制を整備・強化していく。

















