TOTO 売上高、利益が過去最高 リフォーム市場の活性化目指す
住宅新報 2018年5月8日 号 11面

説明する喜多村社長
TOTO(北九州市小倉北区、喜多村円社長)は4月27日、18年3月期連結決算を発表した。売上高5923億100万円(対前期比4.4%増)、営業利益526億200万円(同10.9%増)、経常利益543億7600万円(同12.9%増)、当期純利益367億9800万円(同11.6%増)と、増収増益を計上。売上高、営業利益、経常利益は過去最高を記録した。国内の住設事業部門は増収減益。売上高は4256億円を計上したが、営業利益は前年比で5億円減の286億円となった。要因は銅・銅板価格の影響などで35億円、労務費で24億円、新工場稼働に伴う費用で16億円といったコスト増が響いた。
18年度計画で、国内の住設事業は増収減益を見込む。衛生陶器で917億円、ウォシュレットで968億円、水栓機器で959億円、浴室で963億円、キッチン・洗面で441億円と全商品いずれも2%程度の売り上げ増を計画しているが、積極的な投資を実施するため減益を予測。国内住設では設備投資額として約300億円を投入する。
東京都港区の東京汐留事業所で開いた説明会で、喜多村社長は国内の住設事業について「ずっと勝ち続けてきた浴室・ユニットバスで、近年キャッチアップされた。キッチンも2月に価格をしっかり抑えた商品を出して、それは前年を上回る支持を得ているが、2月までは価格面でも負けていた。キッチン・システム商品、ユニットバスは厳しい戦いだった。キッチンは2月にテコ入れしたので、ユニットバスはこれからテコ入れしていく」と説明、また、リモデル事業について「お客様がリフォームしたいのにできないのは様々な理由があり、真摯(しんし)に応え、お客様の分からないところを解決していきたい。これを5年、10年とやっていく。当社は水回りではナンバーワンメーカーだと思っているので、やはり市場を活性化していくために、お客様のハードルを一つでも、二つでも下げていきたい」と抱負を述べた。

















