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スタンダード会員限定ミサワ 南極からの帰国報告会開く 基本観測棟が上棟

住宅新報 2018年4月24日 号 16面

住まい・くらし
左から岡本氏、後閑氏、坂下氏

左から岡本氏、後閑氏、坂下氏

 ミサワホームは4月11日、同社グループから南極地域観測隊に参加していた社員の帰国報告会を本社で開いた。同社は68年の第10居住棟以来、南極観測隊の活動や生活を支える建物を供給。実績は累計で36棟、延べ床面積は約5900m2に上る。

 今回、帰国したのは第58次越冬隊の岡本裕司氏、第59次夏隊の後閑洋希氏、坂下大輔氏の3人で、基本観測棟の建設や昭和基地の建物メンテナンスに従事。16年に建設を始めた基本観測棟は今年2月に建物本体が完成している。なお、坂下氏は第51.52次夏隊、第55次越冬隊でも南極で活動した。

 報告会では岡本氏と後閑氏が活動を説明。岡本氏は「基本観測棟の1階部分を施工した。気象庁や調理のスタッフと一緒に建てることができた」と述べ、基本観測棟の上棟に際しては「観測隊から祝福を受け、観測棟の上からお菓子をまいた。日本ではこういうことをすることはあまりなく、南極でやることができて、とても感動的だった」と振り返った。後閑氏は「夏隊は100日間という短い南極生活だったが、いろいろな経験をした。環境の変化が激しい中でも誰も嫌がらず、工事が無事に終わった。自分が仕事で失敗したとき、不安を感じたとき、仲間が励ましてくれて、助け合えたのが良い思い出」と述べた。

 一方、同社の強みについて坂下氏は「4年前の越冬の際にホワイトアウトを経験した。暴風が終わった後、雪の吹き溜まりの中に立っている建物を見て、何十年も耐えている、すごい強度だと現地で感じた」と語った。

 同社では、南極観測隊参加経験のあるスタッフによる「南極クラス」を全国各地の小学校などで開催。南極での活動を通じて、夢を持つことやチームワークの大切さを伝えている。

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