ポラス グループ会社の新社屋完成 木の美しさを追求
住宅新報 2018年4月10日 号 10面
ポラスグループ(埼玉県越谷市、中内晃次郎代表)で、千葉県北西部を中心に木造一戸建て分譲住宅の企画・設計・販売を展開しているポラスガーデンヒルズ(千葉県松戸市、坂倉利昌社長)はポラスオリジナル部材を使用した木造3階建ての新社屋「ウッドガーデン」を建設。新社屋での業務を4月5日から開始した。
新社屋の所在地は千葉県松戸市西馬橋幸町52番。敷地面積314.46m2、建築面積240.29m2、延べ床面積658.95m2。総事業費は4億円となる。4月2日には内覧会を実施。坂倉社長は「木造建築物としてスパン(梁間)が8メートル50センチメートル。大スパンの建物となった。当社は木造住宅の会社であり、中内代表からも『新社屋を建てるのなら、ぜひ木造でやってほしい』という要望があり、3階建ての木造建築を建てることに至った」と述べ、「非常に特徴のある建物になった。ここを新たなスタートとし、住宅を6000棟、7000棟、1万棟と提供していきたい」と抱負を述べた。
新社屋1階はヒノキのウッドデッキと土間空間で外観と連続するようなデザイン。自然素材でつくられた庭の雰囲気でくつろげる接客スペースとした。2階はホワイトを基調とした木のやさしさを感じるインテリアで、営業社員が業務を行うフロア。3階は白木を引き立てるダークトーンのインテリアでまとめ、設計社員などのフロアとなる。屋上はウッドデッキの憩いの場とした。
同グループのポラス暮し科学研究所が開発した「合せ柱」「合せ梁」「重ね梁」に、新開発の「挟み壁(CLT耐力壁)」を加え、オフィスとしての大空間を木造軸組み工法で実現。新開発の挟み壁は木目の美しいCLT(杉の3層クロスラミナパネル)の耐力壁。一般的な構造用合板による面材耐力壁の約3.8倍の強度性能(壁倍率9.4倍相当)を有する。カーテンウォール面で開放感を確保し、建物の内外に木の美しさを訴求。新社屋はJR馬橋駅前に立地しており、駅前に建つ木造建築物としてシンボリックなデザインを施した。
同社は新社屋「ウッドガーデン」の竣工、業務開始を機に、千葉県北西部を中心に木造住宅による高品質、自由度の高いデザインを追求し、美しいまちづくりに一層寄与していく考えだ。



















