住友林業 JR九州熊本支社の木躯体担当 CLT駆使し広さを実現
住宅新報 2018年4月3日 号 22面
住友林業は九州旅客鉄道(JR九州)熊本支社の移転に伴う新支社の建設工事において、CLT(クロス・ラミネイティッド・ティンバー=ひき板を並べた層を、板の繊維方向が互いに直交するように重ねて接着した厚型パネル)構造の設計協力、CLT部分の木躯体工事を担当。勾配屋根とすることで、通常4メートル程度のスパン(梁間)しか取れないCLTで7.2メートルスパンを実現した。
新支社は高架下に建設されたため、CLTの揚重作業は細心の注意を払って実施。事務所棟では高架柱を囲むように効率的にCLTの耐力壁を配置。また、事務所棟の勾配屋根は厚み150ミリメートルのCLTを使用。7.2メートルスパンを実現すべく地上で組み立ててから揚重した。このような工夫により、高架下に広々とした空間を生み出した。
新・熊本支社の所在地は熊本市西区春日3丁目15番43号。延べ床面積3109.01m2(うちCLTは構造部1256.33m2)。構造は鉄骨造りの一部木造(CLT)平屋建て。新支社は3月26日から業務を開始している。


















