〝人生100年〟の 住宅資産設計 ◆上 〝経年劣化〟は合理性失う
住宅新報 2018年3月27日 号 21面

不動産総合戦略協会設立を記念し私的勉強会で講演した村林理事長
価値観を転換
このほど設立された一般社団法人不動産総合戦略協会(村林正次理事長)の研究対象の一つが「住宅の資産価値」である。村林理事長はこの3月末で長く勤めた価値総合研究所を退職する。それを機に現在、『住宅が資産になる日』という本を上梓すべく執筆中だ。住宅の資産価値維持・向上に対する思い入れは深い。
我が国では一戸建て住宅の建物価値は新築時がピークで、年数を経るほど価値が減少し、30年も経てばほぼゼロというのが一般的だ。こうした考え方に合理性があったのは、地価の右肩上がりが続き〝土地神話〟が健在だった時代(90年代初頭のバブル崩壊まで)である。

















