地域企業の〝人財〟活用に学ぶ ―横浜発・注目業者の事例から― トップの本気が現場を変える
住宅新報 2018年1月9日 号 18面
事業モデル転換で「毎日定時」 レイナハウス
レイナハウス(神奈川区、松本茂人社長)は、土地の仕入れと企画に特化した戸建て分譲住宅事業を展開している。社員は役員含め12人(17年10月現在)ながら、年間約100棟の物件を手掛けており、売上高は約50億円と好調。個性的で高付加価値な建売住宅のプランニングに強みを持ち、販売を任せている売買仲介業者からも優良物件の提供元として評価は高い。
しかし、同社がその仲介業者を困らせるケースがある。「定時の午後7時を過ぎると社内に誰もいなくなるので、業者さんからの電話がつながらず、苛立たせているかもしれない」と松本社長は苦笑する。「今のビジネスモデルになる前は、皆の帰りが午後9時や10時になることは当たり前だった」(松本社長)が、業務の範囲を絞り、コアな企画業務以外はほぼ外部に委託するという効率的な事業モデルを確立。松本社長は「仕事の質は商品の品質向上につながる」と語り、企画については常に妥協せず新鮮なアイデアと精緻なプランニングで品質にこだわりながら、少人数でも完全週休2日でほぼ毎日定時に帰れる体制を構築した。


















