企業レポート 飯田グループHD(下) 技術の自信背景に海外へ積極攻勢
住宅新報 2017年12月5日 号 18面
同グループの飯田産業は11月下旬、インドネシア共和国で現地の国営企業プルムナス社の連結子会社であるプロペルナス社との間で、同国内に合弁会社を設立。12月から戸建て分譲住宅事業を行うと発表した。東南アジアは経済的な成長が著しく、住宅需要の増大を見込んで複数の日本企業が進出しているエリア。その中で、現地企業に加えて日系企業にも対抗していくため、飯田GHDは新工法「IGストロングCB工法」を開発し、競争力を高めている。
同新工法では東南アジアの高温多湿環境に合わせて、同地域で一般的に用いられているコンクリートブロック(CB)を採用。従来のCB工法の難点である「揺れに弱い」「施工に熟練の技術が必要」といった点を解消するため、ブロック同士の接合部の形状などに工夫を凝らした。
こうした技術開発について、飯田GHD新規事業開発部の中島健一部長は「前提として、日本と同じ品質の住宅を手頃な価格で海外に提供するという方針がある。大手ハウスメーカーなどの、現地の富裕層を対象にした戦略とは異なり、当グループでは一般層が購入できる価格帯で進出する戦略」と語る。


















