企業レポート 飯田グループHD(上) 新発電技術に注力 将来見据えた戦略
住宅新報 2017年11月28日 号 14面
新事業の一つは、大阪市立大学との共同研究で取り組んでいる「世界初」(同社調べ)の「人工光合成ハウス」だ。
同研究は、太陽光エネルギーを利用して二酸化炭素と水から水素源となるギ酸を生成し、更にこのギ酸から水素をつくりだして発電するというもの。同グループはこの技術を戸建て住宅に活用するため、15年に同大学人工光合成研究センターに共同研究部門を設立して研究を開始した。
今回の研究の背景として、飯田GHDの新規事業開発部技術研究課の渡部歩課長は「既存の太陽光発電システムと蓄電池による省エネ化住宅は、コスト面での課題に加え、電力固定買取価格制度(FIT)の先行きに対する不安もある。そこで、更に踏み込んだ環境負荷低減技術として、CO2自体を活用して酸素と電力を生み出し、自給自足で活用できる人工光合成技術に着目した」と語る。


















