「空気環境」研究の実験住宅 積水ハ 千葉大と共同で検証
住宅新報 2017年11月21日 号 18面

実験住宅でのタスク実験の様子
積水ハウスはこのほど、千葉大学と共同で行う「室内空気環境」研究のための実証実験住宅2棟を同大学柏の葉キャンパス内に建設し、滞在評価実験を開始した。
今回の研究は、同大学と同社をはじめ複数の企業が連携して07年に開始した「ケミレスタウンプロジェクト」を発展・深化させたもの。同社の空気環境配慮仕様「エアキス」の健康効果を医学的観点から検証し、住宅建材などに起因するシックハウス症候群やアレルギーの悪化・顕在化の予防を図るという計画だ。
実験住宅2棟は、空気環境に関わる部分以外の外見や設備、採光などは可能な限り同一となるよう調整し、1棟は一般的な木造住宅として建設。もう1棟は「エアキス棟」として、内装の仕上げや下地材、接着材、断熱材などについてVOC(揮発性有機化合物)を低減した材料を使用した。また化学物質を「発散させない」「吸着する」「確実に換気する」建材や設備を採用し、住宅性能表示制度の規制対象5物質の濃度を、厚生労働省指針値の半分以下に低減することを目指している。

















