積水化学G 新環境中計を策定 住宅事業の存在感増す
住宅新報 2017年7月11日 号 10面

記者会見で計画を発表する長房勇環境経営グループ長
積水化学グループはこのほど、グループ全体で取り組む新たな3カ年の環境中期計画「SEKISUI環境サステナブルプランAccelerate」を策定した。最終年度となる19年へ向け、「自然資本へのリターン率」の目標を定めたほか、「環境貢献製品」の定義の見直しなどが盛り込まれた。また環境貢献投資枠として120億円の予算が設定され、生産設備の更新などによって省エネ化を加速していく方針も示された。
同グループでは、環境に関わる活動を「自然資本へのリターン率」としてポイント化している。これは天然資源や大気、水など自然によって形成されるストック「自然資本」について、事業活動で使用した量に対して、自然環境へリターンした割合を数値化した独自の指標だ。それによれば、16年度の同グループのリターン率は76.9%。新環境中計ではこの数値を19年度に90%に、30年度には100%へ引き上げることを目指し、利用した自然資本と同等の環境貢献ができる体制を構築していく方針だ。
また中長期GHG(温室効果ガス)排出量については、13年度比で19年度に6%削減、30年度には26%削減する数値目標が設定された。

















