積水ハ 「ごみゼロ」推進 業界初の新システム
住宅新報 2017年6月6日 号 10面
積水ハウスは、「ごみゼロの日」にあたる5月30日、戸建て住宅と賃貸住宅の情報を集約した「邸情報データベース」と連携する新システムへ移行した。目的は、施工現場における廃棄物の削減と回収、再資源化を図るゼロエミッションの強化。新システムの運用は自社の建築工事を対象とするが、今後リフォーム工事やアフターメンテナンス工事にも対象を拡大していく。
住宅の施工現場における廃棄物のリサイクルは「少量で施工現場数が非常に多く、回収時期が特定しにくい」という特徴がある。同社は04年9月に電子メールを利用した電子管理システム「ぐるっとメール」を開発・運用してきたが、メール遅延による回収業務の遅れなど課題もあった。
そこで今年1月、スマートフォンの普及を前提としたクラウドシステム「ぐるっとPass」に刷新。同社版ビッグデータ「邸情報データベース」と緊密に連携したウェブベースの効率的な収集システムを構築することで、施工現場の工程に合わせた収集が可能となった。工程の進ちょくや施工現場へのトラックの配車状況などが一元的に把握できるため、「現場作業の負担低減や資源回収にかかる配車の効率化、昨今の運転手不足にも対応する」(同社産業廃棄物チーム・岡大輔課長)という。


















