旭化成H 受注減響き減収減益 広告自粛の影響残る
住宅新報 2017年5月23日 号 12面
旭化成ホームズの17年3月期連結決算は、前年度まで5年連続で過去最高を更新していた売上高が減少に転じて5702億円(前期比2.2%減)となり、営業利益は595億円(同9.1%減)で減収減益だった。
15年10月に発生した旭化成グループ企業・旭化成建材の杭工事の施工データ流用問題を受け、同グループは広告宣伝を自粛。特に主力の建築請負部門で集客、受注共に厳しい状況が続いた。その後広告を再開し、受注高では4009億円(同0.1%増)とほぼ横ばいを保ったものの、前期の受注減が売り上げに影響を残し、売上高では4043億円(同1.8%減)の減収だった。加えて、再開した広告宣伝の費用や人件費の増加も重なり、営業利益は416億円(同14.1%減)となっている。
不動産部門では、売上高1094億円(同4.1%減)の減収ながら、営業利益は過去最高の100億円(同18.9%増)と増収に。大型マンションの竣工により引き渡し戸数の多かった15年度に対し売り上げ・戸数共に大幅に落ち込む一方、利益率の改善や賃貸管理事業での管理戸数増大などが利益につながった。

















