三菱地所ホーム 初のリフォームショールーム 〝モノ〟ではなく〝コト〟を売る
住宅新報 2017年5月23日 号 12面
同ショールームでは、三菱地所グループが毎年トレンドに合わせて設定している7つのカラーをもとに、7種類のコンセプトからなるブースを設置。そこに住む人の家族構成や生活スタイルを細かく設定し、例えば「春の日曜の朝、家族と共に過ごすリビング」といった特定の「幸せな瞬間」を切り取って演出している。
その分、一般的なショールームのように数多くの商品を比較検討できるような構成にはなっていないが、同社リフォーム事業推進部マーケティンググループリーダーの奥川洋平氏は、その狙いを「モノ売りでなく、コトを売るスタイル」のためと語る。「単純な選択肢の数や価格の勝負では、正直言って先行する専門メーカーや大手ネット業者などに対して勝ち目はない」と率直に認め、空間利用の視点を取り入れた「暮らし方」自体の提案に特化した。
もう一つの大きな特徴は、あえて施設内に新築分譲マンションのモデルルームを併設した点だ。スタッフはリフォームの検討のため訪れた来場者を、まず三菱地所レジの「ザ・パークハウス横浜伊勢町」モデルルームに案内。そこで最新の高級マンションの内装を見てもらい、キッチンや建具などの各設備について「これと同じものが自宅でも使える」という提案で、具体的なリフォームのイメージを描いてもらう狙いだ。


















