〝長屋の魅力〟で町を再生 大阪・丸順不動産、昭和町で 地域業者の「タウンマネジメント」
住宅新報 2016年12月13日 号 13面
ピーク時には約2000人の地元小学生がいた昭和町エリア。それが6分の1程度に減少するなど活気が失われつつあった。長屋のまま廃屋となっている物件、なかなか活用方法が見つからない2間間口の細長い長屋跡地。「町が劣化している」と危機感を募らせた小山社長。「〝地域のため〟という高尚な発想ではなく、単純に自分の商いの場所が衰退していくといった危機感を持った」という。
「小山さんのような不動産屋さんが、町の活性化に取り組まなくてどうするのだ」と地元の理髪店からハッパを掛けられるなどしたが、なかなかよいアイデアが浮かばない。そんな中、普段からよく目にしている地元の長屋物件が、登録有形文化財の指定を受けた。「文化財になるような資源が、昭和町にあるのだ」と気付いた小山社長。「長屋のような古い物件は、早急に建て替えて再生すべき」との考えを180度転換した。
「個別」ではなく全体


















