住宅メーカー再編に先鞭か トヨタ・ミサワ資本提携強化 販売1万7500戸規模に
住宅新報 2016年11月29日 号 16面
トヨタホームは、ミサワホームとの資本業務提携を強化し、来年4月からミサワを連結子会社化すると発表した。ミサワはトヨタホームグループとして、来年度を初年度とする新中期経営計画を始動し、収益源の多角化を推進していく。
15年度の連結業績は、トヨタが売上高1671億円、営業利益33億3900万円。ミサワが売上高3993億円、営業利益66億8600万円。また、販売戸数は、トヨタが戸建てと賃貸住宅を合わせて5751戸、マンション分譲238戸。ミサワは、戸建て7549戸、賃貸住宅3061戸、特建・マンション894戸の実績を上げている。両社の売り上げ合計は5664億円、販売戸数約1万7500戸規模の住宅グループとして、業界上位に食い込むことになる。
ミサワは今回の資本業務提携強化に際して、「中長期的には住宅の国内市場が不可避的に縮小していき、住宅業界における各社の統合もいずれは避けられない」と業界再編を見通した上での判断としている。また、両社が戸建てを主軸とした事業構造にあるため、両グループの経営資源を有効に活用することで、収益構造の多角化と新規事業を推し進める狙いもあると見られる。

















