4社が受注伸ばし健闘 主要住宅大手中間期受注実績 商談長期化、市況は低調
住宅新報 2016年11月22日 号 18面

2016年度中間期・主要大手住宅8社の住宅受注・販売実績
16年度中間期の住宅大手の住宅受注・販売実績が出そろった。前期からの受注回復が期待された中、増税延期に伴って駆け込み需要がなくなり、商談長期化といった厳しさが続いた。一方で賃貸受注が底堅く推移。これに加えて、棟単価の上昇が受注額を押し上げ、受注を伸ばしたメーカーの健闘が目立った。
戸建て受注と賃貸住宅受注を共に増やしたのが積水ハウス、大和ハウス工業、ミサワホーム、パナホーム。受注残高も二ケタの伸びが目立ち、堅調に推移した。大和ハウスは、戸建て残高を20%増、賃貸残高を11%増とし、ミサワホームも同様に残高を二ケタ伸ばした。積水ハウス、パナホームも賃貸の残高が二ケタ増。積水化学工業は受注高、残高を微増とした。一方、グループ会社の杭問題に起因した広告宣伝自粛の影響を引きずった旭化成ホームズは受注高を減らしたほか、住友林業と三井ホームは受注高、残高も減らした。全体的に棟・戸数の減少が目立ったが、受注額では横ばいから増加といった傾向が見受けられた。
下期は、堅調な賃貸需要に支えられつつ、ZEHの補助金制度などもあり、ゼロエネ住宅に強みがあるメーカーには追い風。単価上昇の継続も注目される。

















