中高層ビル市場に参入 旭化成ホームズ 商業向けの躯体を開発
住宅新報 2016年11月1日 号 12面

最大8階、主に4~6階建ての建築需要を想定
旭化成ホームズはこのほど、店舗・事務所などの商業用途の建築需要に対応する中高層用ビルディングシステム「へーベルビルシステム」を開発し、11月から東京および周辺エリアで販売を始めた。戸建て住宅の「へーベルハウスフレックス」に採用しているシステムラーメン構造の基幹技術や生産・施工方法をベースにして、自社施工を前提とする中高層建築システムを開発。階高を2.8~3.5メートルの範囲で設定できるほか、複雑な配管を収められる最大700ミリの天井裏懐やスラブ上配管スペースを確保。これまで1階のみに限定していた店舗・事務所の設置を上階層でも可能とした。最大8階建てまでの建築に対応でき、主に4~6階建ての建築需要を想定している。
構造躯体では、突出部分をなくし平面形状にした柱・梁を接合する受け部材、通し柱と同じ性能を再現できる柱継ぎ接合などを採用。現場先組み鉄筋、機械式継手、鋼製型枠などにより基礎工事に工業化も採り入れて、現場施工の効率化も図った。
また、外壁のALCコンクリートの取り付けには、地震時の変形に対する追従性の高い独自のロッキング工法を採用し、振動抑制装置や制震装置も用意した。

















