睡眠、認知の改善に期待 〝木〟の研究成果を導入 住友林業G 目黒に老人ホーム開設
住宅新報 2016年9月13日 号 10面

木の特性を高齢者施設に生かす
有料老人ホームの運営を手掛ける住友林業グループのフィルケアは、「睡眠の質を向上させる室内空間」「認知機能の改善を意識した庭」に関する同グループ・筑波研究所の研究成果を、来年2月に開設を予定している有料老人ホーム「グランフォレスト学芸大学」(東京都目黒区五本木3、全64部屋)に導入する。このほど、入居者募集を始めた。
同施設では、快適な睡眠へ導く居室環境を構築すると共に、ICT見守りシステムを導入した介護体制を提供。更に高齢者施設向けに開発したという7つの効果を見込んだ「花笑み(はなえみ)の庭」を設け、屋外での植物との触れ合いの機会を高めて認知機能の改善にも取り組むとしている。
研究成果からは、室内空間における木の内装と間接照明の組み合わせが、就寝前に適した寝室環境を提供し、睡眠の質の改善、疲労の軽減を促す効果が期待されている。また花や緑に触れることで記憶や出来事を思い出し、植物に触れる手先の動きが認知機能の改善と、進行を遅らせる効果が期待できるというもの。レクリエーションも併せて提供し、生活リズムの改善を促進していきたいとしている。

















