木造戸建てに本格参入 パナホーム 都内で富裕層向け商品
住宅新報 2016年8月30日 号 10面

木造市場参入に「アーティム」を投入
パナホームは8月22日、木造軸組み構法による戸建て注文住宅の新商品「アーティム(artim)」を発売すると同時に、営業拠点となるモデルハウスを東京都内の駒澤公園ハウジングギャラリー内にオープンした。50、60代の富裕層を主な対象とする高級住宅と位置付けており、木造戸建て住宅市場に本格参入した。
同社の調査によると、ライフスタイルを重視する注文住宅の顧客ニーズの中でも、特に「間取りプラン」へのこだわりが強いことが分かった。設計自由度の高い木造軸組みに、工業化住宅で培ったノウハウと技術を融合させ、顧客の住まいへのこだわりや嗜好(しこう)に柔軟に対応していく狙い。
参考プランでは、こだわりのプランを提案した。屋外に設けたリビングと大開口により開放感を高めたリビングに加え、デザイン性の高い階段を設けてリビングの広がりを演出した。寝室とゲストルームにそれぞれバスルームを設けたほか、屋上スカイガーデンも提案した。
充填断熱材に外断熱を加えた二重の断熱外壁も採用。経済産業省のZEH支援事業における補助金制度の要件を満たす断熱性能を備える。
営業体制も拡充した。邸ごとに専属チームを編成し、顧客のオーダーに応える。加えて30年長期延長保証、60年長期メンテナンス、24時間受け付け体制などを整備した。
ZEHに対応した延べ床面積166m2の参考プランの本体価格は6500万円(諸費税別)。暮らしに関する情報発信やイベントを開催するなどライフスタイルの提案拠点となる「青山サロン」も10月には開設する予定。20年度までに東京都内で20棟の販売を目指す。

















