経営と事業継承に力 ジャーブネット全国大会 底上げ実り加盟再開
住宅新報 2016年7月19日 号 10面

宮沢俊哉アキュラホーム社長
工務店・ビルダー285社の全国ネットワークである「ジャーブネット」(アキュラホーム主宰)とアキュラグループはこのほど、17回目となる全国大会と「木造住宅の可能性と近未来の豊かな暮らし」と題したシンポジウムを東京都内のホテルで開いた。同グループは15年度、注文棟数が前年比2%減の6571棟(うちアキュラホーム1565棟、会員数は13社減)で、累計の注文棟数は12万戸超に拡大した。アキュラホームを除く1社当たり平均注文棟数は22.1棟と微増した。更に年間注文棟数が20棟を超える工務店が前期比で9社増加の64社となった。同グループの理念「永代家守り、暮らし守り、まち守り」には会員の経営安定化と事業継承が不可欠とし、そのための最低ラインを年間20棟の注文獲得としている。
宮沢俊哉アキュラホーム社長(写真)は、「一時ジャーブネットの会員数は600を数えたが、それをピークに減少が続いた。以降、リーディングプロジェクトと位置付ける開塾8年目となった「永代ビルダー塾」を継続的に開催し、豊かな暮らしを提供できる家づくりと、その造り手側の基盤をコツコツと構築してきた。複数の事業継承の成功例も出てきており成果が出ている」と評価した。16年度からは、一時休止していた新規会員の募集を再開する。また、家づくりと経営の両面の指南役となる師範代8社、世話人5社の増強も図る。
また、主宰のアキュラホームでは、非住宅分野の市場へ本格参入する。今月、住宅プレカット技術を活用した木造軸組み3階建て中規模建築となる同社埼玉北支店新社屋が埼玉県熊谷市内に完成する。最大無柱空間16メートル×6メートル、最高高さ9.4メートルとなるアーチ形状を特徴とする新社屋で、完成披露発表会を予定している。

















