志の高い仕事だけを 志不動産(東京・亀有) 志賀裕一社長に聞く 創業3年目、紹介客中心
住宅新報 2016年6月14日 号 11面
東京都葛飾区亀有。個人商店で賑わう下町商店街の一角で、「完全予約制」を謳う不動産会社「志不動産」を営む。社名に込めたのは、「志の高い仕事だけをやりたい」という決意。開業して丸二年、現在は広告宣伝費を一切かけず、ほぼ既存顧客のリピートと紹介で経営を成り立たせている。
代表の志賀裕一さんは、同じ城東エリアの地元不動産会社に長く勤め、賃貸仲介・管理から売買仲介まで一通り経験。場数に頼るだけでなく、実務本を読み込み、物件調査のノウハウやFPの知識を身に付けてきた。
そのうち、不動産の売却や購入といった節目でしか顧客との接点がなく、それらが終われば関係が途切れてしまいがちな仕事の有り様に疑問をもち始める。疑問はやがて、『不動産業のあるべき姿』という本質的な問いに発展。「不動産業とは、人と不動産の縁をつなぐサービス業である」との答えを出し、自身は不動産やライフプランニングの専門知識を生かして顧客の生涯にわたり手伝いがしたいと思うようになった。タイミングが重なり、理念をとことん実践しようと独立を選んだ。


















