近畿でリニューアル稼働 積水化学 住宅工場魅力化、初弾
住宅新報 2016年3月1日 号 11面
積水化学工業が取り組んでいた、奈良県にある近畿地区セキスイハイム生産工場(近畿セキスイハイム工業)のリニューアル工事が終了した。同社は、14年度から「全国8住宅生産工場の魅力化推進計画」をスタート。約170億円をかけて、17年までに建築現場工数を30%削減し、工場見学者数を14年度の5万人から10万人に倍増させる計画だ。他の工場に先駆けて近畿エリアに鉄骨系ユニット住宅を供給する同工場がリニューアル工事を終え、このほど本格稼働したもの。
溶接作業向けを中心に大型ロボットを従来の3倍規模となる23台に拡充して「溶接の自動化率」を向上したほか、2棟にわたっていた生産ラインを1棟に集約。生み出されたスペースには、建築現場における大工不足に対応するための内装工事ステージと太陽光発電システム搭載屋根工事ステージを新設し、大工工事の工場内生産拡大と人員確保につなげた。
また「お客様への魅力発信の強化」を目的として、1階の組み立てラインに隣接したスカイデッキ型の見学ルートを新設した。これに加え、空調、照明のリニューアル、ユニットの自動搬出装置と反転装置の導入といった重量物作業を削減するなど、従業員の作業環境の向上にも取り組んだ。同工場への投資額は約15億円。

















