神奈川のカナエル 秦野に西の新拠点 ガスとリフォームを両輪に
住宅新報 2015年12月15日 号 13面
神奈川県を中心に約1万4000世帯をカバーするLPガス事業とリフォーム事業を手掛けるカナエル(横浜市、関口剛社長)は、創業50周年を機に伊勢原市と小田原市にあった2営業所を統合し、リフォームショールームを併設した神奈川西支店としてこのほど秦野市に開設した。
国道246号線沿いに立地する新社屋は、設計・デザインに建築家の木下昌大氏を起用、創造系不動産(高橋寿太郎社長)が不動産コンサルティングを担当。三角屋根の住宅の形を複数内外に重ねた設計デザインとし、内装には地元木材を多用したほか、屋根散水、雨水利用や自然エネルギーの活用を取り入れた。「風景・内外・自然環境・コミュニティ」をつなぐことをメーンテーマに掲げる同社の企業ブランドの浸透を図る戦略店舗と位置づけている。
同社は、価格の不透明性が指摘されるLPガス業界にあって、いち早く価格一本化に着手し、そのビジネスモデルの再構築が全国的に注目を集めている老舗LPガス事業者。関口社長は、「97年にLPガス事業者が届出制に規制緩和され、ブローカーの参入を促し価格競争と顧客の争奪競争が激化した。そのため契約価格を引き下げ、更新毎に値上げを求める商習慣が定着してしまった。こうした業界体質と決別し、価格の一本化を目指す正直な企業姿勢に需要者の理解も得られている」と話す。


















