通期売上高、初の1兆円超へ 住友林業 米・豪の住宅販売が大幅な伸び 中間決算
住宅新報 2015年11月10日 号 13面
住友林業の16年度3月期中間連結決算は、海外住宅事業が売り上げ、経常利益を大幅に押し上げて増収増益を確保した。売上高は4864億円(前年同期比3.6%増)、営業利益129億円(同5.3%増)、経常利益135億円(同1.1%増)、当期純利益は69億円(同5.4%減)。荷動き持ち直しに遅れが見られた木材建材事業、販売棟数が減少したものの、単価上昇と資材コストの抑制などで売上総利益率が向上した住宅事業は共に売り上げ、経常利益が前期実績を下回った。
住宅事業は、期初受注残の減少が響き請負の販売棟数は3582棟(同595棟減)にとどまった。戸建て注文住宅の販売高は、1341億円(同10.2%減)の減収、全戸建て拠点に営業を拡大した賃貸住宅の販売高は68億円(同36.3%増)の増収とした。一方、5月以降回復を見せた請負受注は4087棟(同4.7%増)に増加。戸建て注文が1576億円(同9.7%増)、賃貸住宅が121億円(同24.3%増)の内訳。リフォームも受注を大きく伸ばしたものの、期初受注残の減少から売上高は289億円(同5.6%増)にとどまった。
海外事業は、米国、豪州でのM&Aによる3社の事業拡大が収益に大きく貢献。売上高895億円(同55.4%増)、経常利益は前年同期より40億円増加の51億円となった。

















