施設の木造建築を開拓 事業参入1年で7施設受注 ポラスグループ
住宅新報 2015年10月6日 号 21面

東京台東区で上棟した高齢者施設。木造3階建ての耐火構造だ
ポラスグループのポラテックが高齢者向け住宅や医療福祉・教育施設など非住宅木造建築の分野へ本格参入して1年が経過し、これまでに7件の受注実績を上げている。
このほど、鹿児島に拠点を置く介護事業者が事業主となる入札で、同社が受注した木造3階建て耐火構造のグループホームが東京都台東区で上棟した。同社の篠田和弘・木造施設プロジェクト係長は、「2、3年前から資材を販売するグループのプレカット事業部門で木造施設系の部材販売が増加し始めたため、元請けとして受注する体制を整えた。高齢者系、教育系、医療系の3分野の建築を主なターゲットにして、企画・設計と施工の受注に注力してきた。これまでに高齢者施設1件、医療施設4件、保育園と自治会館が各1件、総額約4億6370万円、一棟平均6624万円を受注している。このほかにも倉庫、薬局や事務所のオファーもあり、今期は8棟、総額6億円の受注を目指す」と話している。
今回のグループホームは、折からの建築コストの高騰で1回目の入札が不調に終わった後、木造に限定して5グループが参加した2回目の入札で同社が受注したものだ。「2、3階にそれぞれ9ユニットを設ける延べ床面積623m2で、価格面で優位性を発揮できた」(同氏)という。

















