〝リケジョ〟に物件見学会 新日鉄興和 女子中高生対象に デベ業務伝え「進路選択」応援
住宅新報 2015年9月1日 号 11面

新日鉄興和不動産はこのほど、女子中高生を対象に本社事務所と開発物件を見て回るバスツアーを開催した。女子学生に対する「理工系関心度アップ」のための取り組みだ。
同社は、経団連が内閣府と連携して進める「夏のリコチャレ(理工チャレンジ)」(女子中高生に対して理工系への関心を高めてもらうための取り組み)に応援団体として参加。今回の見学会はその一環で、当日は、中・高校生3人ずつと保護者3人の計9人が参加した。午前中に本社見学とディベロッパー業務概要のレクチャーを行い、午後には分譲マンション「リビオ目黒ザ・プレイス」、オフィスビル「赤坂一丁目地区再開発」、外国人向け高級賃貸マンション「ホーマットバイカウント」の3カ所の開発について見学会を行った。
参加者の一人である鳥山亜紗子さんは、建築学科への進学を目指す高校3年生。「不動産会社の仕事は、物件の売り買いをするだけだと思っていましたが、仕入れ、計画立案、開発といった業務もあり、建築の世界だけでなく不動産の世界でも『モノづくり』が可能だと知りました。また、一つの物件を作るにしても、地域との交流を重視していく考え方は大切なことだと思いました」と語った。
物件見学後には、再び本社へ戻り質疑応答。〝先輩リケジョ(理系女子)〟の澁田あすかさん(ビル事業本部開発業務部、明治大学理工学部建築学科卒)が、女子中高生からの「なぜ理系の大学に進学したのか」「なぜディベロッパーを志望したのか」「受験勉強はどのようにしたか」といった質問に対応した。澁田さんは、「格好良くて、大きいものが作れて、アートの要素があるのが建築分野。また、建物単体の開発よりも、面の開発である街づくりに興味を持った。大学時代に都市計画研究室を選択し、その研究に没頭したのがきっかけで、自分のやりたいことを見つけた」と語った。

















