スムストック 成約70%増で急拡大 建物価値の査定に高評価
住宅新報 2015年9月1日 号 11面

和田勇会長(写真右)
住宅メーカーで組織する優良ストック住宅推進協議会(和田勇会長=写真右)はこのほど、8期目の事業年度を迎え事業報告会を開いた。14年度は、成約数が前期比70%増の1297件に急拡大し、累計成約を3741棟とした。建物の専門知識を持つ仲介スタッフ「スムストック住宅販売士」が3000人超に増加し、独自の査定が流通市場で評価を高めたことが成約急増の要因。
「スムストック」は、住宅履歴が整備されている、50年以上にわたり長期点検・補修制度を維持できる、一定の耐震性能(新耐震基準)を有する、会員10社が供給した住宅。建物価値に見合った適正な値付けで流通させることを目的に掲げている。
和田会長は、「会員各社が供給し、流通市場で売買されている住宅は年間約1.4万棟あり、スムストックの補足率は9.3%と低い。3年後には年間1万棟の流通を目指す」と目標を掲げた。
中林昌人事務局長は、築20年超の建物価格は平均517万円を維持し、査定額と成約額も1.8%の差異しかないとし、「ほぼ査定額で成約しており、長く安心して住める『スムストック』が顧客に評価された」と説明している。

















