社長の住む街東商リサーチ調べ 都心回帰強まり新旧交代 高級ブランド街が軒並み圏外
住宅新報 2015年5月12日 号 11面

社長の住む街トップ10
全国267万社の中で社長が多く住む街について、新旧交代の様相を呈していることが、企業データベースを持つ東京商工リサーチの調べで分かった。上位30位までは前回調査(12年)に続いて東京都内が独占したものの、都心により至近な城東エリアや再開発が進む西新宿などの上昇が目立つ結果となった。調査時点は14年12月。
社長が最も多く住む街トップは、昨年に続き2103人が居住する「港区赤坂」だった。戦前邸宅街だった赤坂は、高度成長期に銀座と並ぶ高級繁華街として栄える一方で、外資系企業社員や大使館の駐在員など外国人が多い住む街としてブランドが確立。07年には東京ミッドタウンが開業し、都内の人気スポットとしても近年注目を高めている。2位の渋谷区代々木、4位の港区南青山、5位の港区六本木は前回の順位を維持した。
新たに上位に台頭してきたのが、新宿区西新宿(3位)、江東区大島(7位)、新宿区新宿(8位)、江東区亀戸(9位)、港区三田(10位)。それぞれ前回より順位を大きく上げた。一方、トップ10圏外にランクを下げたのが、渋谷区広尾(前回8位→今回11位=以下同様)、世田谷区成城(7位→13位)、港区南麻布(10位→14位)、大田区田園調布(6位→18位)と、いずれも高級住宅地で知られるブランドの街が軒並みランクを落とした。都心回帰の傾向が顕著に見られ、「『名』より『実』を取る動き」(同社)が如実に表れた格好だ。

















