「地方創生」とはそもそも、おかしなニュアンスを持った言葉である。地方が衰退したのは地方の責任だから、この際国が本腰を入れアベノミクスによる景気拡大の恩恵を全国津々浦々まで行き渡らせることにしたと言っているかのようである。
地方創生待ったなし
ところで、「地方」とはどこか。仮にそれを3大都市圏以外と定義すると、日本人の約半数は地方に住んでいる(昔は地方の方が多かった)。今でも半分の国民が暮らしているのだから国の政策ターゲットとしても大都市圏と同じ重みを持って当然である。〝おこぼれ〟でいいはずはない。国は戦後の経済・産業政策の中で地方と大都市を対等に見てきたのだろうか。もしそうであれば両者の経済格差がここまで拡大することはなかったであろう。


















