不安トップは耐震性能 改修の優先度は14番目 住環境研調べ
住宅新報 2014年11月11日 号 13面
「住まいの不安は耐震性能が断トツ1位なのに、リフォーム工事での耐震補強は14位」という実態が、住環境研究所がこのほどまとめた「リフォーム実態調査」で分かった。この調査は、戸建て居住者で30万円以上のリフォーム経験者を対象に、アンケートと一部インタビューを実施。有効回答は519件。
それによると、住宅を維持するうえでの不安は「耐震」が34.1%と、2位の床下(基礎含む)の18.3%を大きく引き離して断トツ1位に挙げられた。耐震に対する意識の高さとは対照的に、リフォーム工事での耐震補強の実施率は4.6%にとどまり、優先順位は14位に大きく後退する結果となった。
この結果を受けて同研究所では、耐震補強工事を実施しない理由をインタビュー取材したところ、「過去の地震の経験から必要性を感じない」「費用が高く、工事メリットがわからない」「荷物の移動が面倒」「きっかけがなく放置している」といった生活者の声が聞かれた。

















