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スタンダード会員限定ポラスの高根台プロジェクト 現地の〝今〟を追う (4) 船橋市初の「景観協定」結ぶ

住宅新報 2014年9月2日 号 11面

住まい・くらし
  • 遊歩道と「谷戸」が癒しの空間に

    1 / 2遊歩道と「谷戸」が癒しの空間に

  • 集客に弾みをつける待望のモデルハウスが完成した

    2 / 2集客に弾みをつける待望のモデルハウスが完成した

 住まいを選ぶとき、そこには理由がある。その理由を明確にし、102棟に住む人たちがその価値観を共有できるようにしたい――との願いから、新ブランド「リーズン」が誕生した。

身近に自然が

 「船橋高根台」の魅力は間違いなく自然が身近に、豊富にあることだ。そうしたのびやかな周辺環境と調和させるため、まず取り入れたのが「谷戸」(やと)である。

 古来から谷戸は関東地方に多く見られるもので、数多くの動植物が生息する場所。分譲地の東側に既存団地との連続性も考え、全長約130メートル、総面積約820m2の谷戸をS字状に設けた。地域の人たちの目を楽しませている。

 分譲地は外観が異なる5つのエリアに分かれ、ブロックごとに屋根と外壁の色を統一する。エリアによって公園(子供向けの怪獣公園、さくら公園など)、遊べる調整池広場、谷戸、ベンチ付き遊歩道など隣接する緑地帯が異なるので、住まいの選定は迷いそうだ。

 景観協定では建物の色、植栽の樹種、壁面のセットバックの仕方などが決められていて、運営委員会を住民たちで組織していく。委員会の活動や、住民間の交流促進が図れるよう平屋ふうの集会所も設けた。

 住宅の間取りはライフスタイルやこだわり方に応じて、3タイプから選べる。これまでの販売状況から最も人気を集めているのが「ソラカフェ」という名のウッドデッキだ。リビングとデッキが一体化され、開放感のある時間を楽しむことができる。

 2番目が「クラフトハウス」と名付けた、木のぬくもりに満ちたキッチン。対面キッチンのカウンターからも木のやさしさが伝わってくる。

 もう一つはSOHO機能を持たせた「ROOMジョイベイス」。家の中に、あえてプライベートな〝個〟の空間を設けた。 

 5月下旬から第1期21棟を売り出したところ数戸を残して即完状態。モデルハウスが完成した8月上旬からは2期20棟の販売を始めている。

販売が佳境に

 「1期の来場者は市内在住が中心だったが、今回は徐々に広域化してきている」(池ノ谷氏)という。

 100棟を超える大型プロジェクトは、ポラスグループとしてもめずらしく、千葉県では初めて。それだけに力も入る。同社が培ってきたこれまでの家づくりのノウハウが凝縮されている。

 今回の連載は、区画割りはもちろん、開発コンセプトも決まっていなかった頃から、現地で取材を始めた。何もないところから、何かを生み出してゆく開発担当者の苦労や努力の一端を知ることができた。

 同時に、住まいづくりは「人」や「家族」を見つめ、また時代の先端をも見通さなければならないダイナミックな仕事であるということも。

 (本多信博) =おわり

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