〝多層階住宅〟で攻勢 高まる土地活用需要に手応え パナホーム
住宅新報 2014年7月1日 号 11面

7階建てまでの商品パネルを展示
パナホームが、最大7階建てまで可能となるプレハブ工法の「多層階住宅」という新しいジャンルの市場開拓に全力を挙げている。3階建てから7階建てまでの住宅または併用住宅を「多層階住宅」と位置付けて、同社が商品化したのが「ビューノ」。相続対策や木造密集地域の建て替え需要を見込むことに加えて、中層で一般的なRCの建築費高騰や工期の長期化も追い風となり、営業を強化している。
昨年、日本初の5階建てモデルハウスとなる本所吾妻橋展示場を、この春に5階建ての渋谷青山住宅展示場を相次ぎ都内にオープンした。また営業拠点となる専用店舗「ビューノプラザ」を東京・神奈川の主要部に拡大中だ。4月には神奈川の「川崎」、6月に「中野」の各プラザを新規オープン。都内の豊島区にある既存店の「大塚」もこのほど「ビューノプラザ」にリニューアルした。
同社の平澤博士専務執行役員は、「前年度、住宅着工戸数が増加した中で、階数別にみると4~5階建てが前年比116%(棟数ベース)と最も高い伸び率だった。東京都は前年比164%と特に高く、相続対策に迫られたり、東京五輪で都市の再生が進む中、敷地は大きくなくても地価の高い土地を有効活用したい需要が高まっている」と指摘。「柱の配置に柔軟性があり、斜線規制にもきめ細かく対応できるうえ、RCに比べて大幅な工期短縮が可能なプレハブ工法のビューノの特徴を訴求していきたい」と語る。

















