女性が望む「なんとなく安心」 旭化成ホームズ 賃貸の防犯調査 〝匿名コミュニティー〟に効力
住宅新報 2014年6月10日 号 11面
調査結果からは、「居住者同士で会話はしたくないまでも、顔が分かる人がいると何となく安心」を感じる入居者のコミュニティーを望む割合が4~5割を占めた。特に女性にその傾向が強いことも分かった。具体的には、(1)顔を知っていると何かのとき助け合える、(2)表札に名前を出したくない、(3)異性の居住者とは関わらないほうが安心、などの志向がある割合は女性で半数を超えている。
同社は、このような入居者同士の関係を「匿名コミュニティー」と位置付けた。特徴として、「間接的な居住者間のやりとりだけで自分の周囲の居住者が安心できる人であることを確認したい」という潜在意識があるという。またマナーを守る意識が高く、他の居住者にもマナーを期待していることや、オーナーとも間接的な関係を望んでいるなどの特徴もみられた。
「匿名コミュニティー」の環境づくりには、マナー同意書にサインを求める、脚立や工具、雑誌・書籍、ラウンジなどの共同利用、シェア用品を常設できる共用部の整備などが有効だと指摘している。

















