スマート市場を深耕 受注下支えの切り札に期待
住宅新報 2014年5月6日 号 11面
昨年10月に発売した10キロワットの大容量ソーラーと室内置き蓄電池を導入した鉄骨系住宅「スマートパワーステーション」を半年で1000棟受注した積水化学工業はこのほど、木質系のスマートハウス「グランツーユー VtoHeim」を発売した。電気自動車(EV)とソーラー(PV)住宅をつなげて、業界初の実用性の高い系統連係システムを標準搭載した。大容量蓄電技術が先行しているEVを活用し、これと住宅を連携させる「EVパワーコンディショナ」を導入して蓄電と連係機能を拡充。電力3社の電力網と系統連携することで、EV、ソーラー、電力会社の3電源を、切り換え時の一時遮断なしに最適利用できるようにした。ソーラー発電でEVを充電したり、EVから住宅に電気を供給するなどの実用化を推し進め、今後、鉄骨系住宅にも順次展開していく。
前期、ソーラー自体を屋根にした戸建て住宅「エコ・コルディス」をはじめとする大容量太陽光発電住宅の受注が年間1000棟を超えたパナホームは、同商品をはじめとするネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)仕様を「ブルーエナジー」のブランド名で新たに立ち上げ、商品展開を始めた。政府が計画する20年のZEH標準化を前倒しで、戸建て全商品のZEH仕様を目指す。
パナソニックグループの優れた創エネ・省エネの技術力との融合を図り、4.5キロワットの平均的な太陽光発電システムでも「実質消費エネルギーゼロ」を提案する。


















