「1棟リノベ」に参入 中古再生のゼウス・リアル 大田区で賃貸マンション取得
住宅新報 2014年2月18日 号 11面

大田区南馬込の賃貸マンション
ゼウス・リアル(東京都渋谷区、松田高明社長)はこのほど、大田区南馬込の賃貸マンション1棟(写真)を取得し、共用部も含めリノベーションして販売する事業を始めた。過去に賃貸マンションを1棟取得したことはあるが、まるごとリノベーションするのは今回が初めて。
取得したのは法人が所有していた賃貸マンションで、鉄骨鉄筋コンクリート造り9階建て・総戸数33戸。
現在、空室が10室程度あるため、リノベーションでバリューアップし、販売していく。その後も、入居者が退去するごとに順次販売していく。同社はこれを機に、「分譲マンションに引けを取らないレジデンスに仕上げる事業を展開していく」方針だ。
1棟リノベーション事業の魅力については、「専有部分だけでなく共用部分もリノベーションできるので、いわゆる見えない部分のバリューアップもでき、本質的な商品価値を高めることができる」(岡田良磨統括部長)としている。
一方、課題としては「取得時にコンクリート内の配管状況は調べるが、地中の埋設物に関しては掘り起こすわけにはいかない」(同)点を挙げている。
同社はこれまで、区分所有単位での買い取り再販事業をメーンに展開。今後は内装だけでなく、マンションの外観デザインなども含め、資産価値を向上させたリノベーション物件を目指す。

















