都市部の受注を強化 パナホーム重量鉄骨住宅 150ミリ間隔で設計可能
住宅新報 2011年9月6日 号 11面
パナホームは9月1日、都市部向けの重量鉄骨ラーメン構造の住宅「ビューノ」を発売した。都市部の限られた敷地を有効に活用するため、間口・奥行きそれぞれを150ミリ間隔で設計できるモジュールを採用し、斜線制限など法規制への対応力も向上させた。専用住宅だけでなく、賃貸住宅や店舗、オフィス併用プランなどを都市部のニーズに合わせて提案していく。
価格(1坪当たり)は、二世帯モデルプラン(延べ床面積85.61坪)の場合74.6万円。狭小地モデルプラン(同42.95坪)の場合73.2万円。初年度の販売目標は300棟。
都市部での住まいづくりは、狭い敷地や建物の密集、斜線制限などへの対応が求められる。今回の新商品では新しいモジュールを取り入れたことで、2方向同時に複数の階にわたって勾配屋根にすることが可能。建築制限をクリアしつつ居住面積を確保できる。
150ミリ間隔の設計モジュールは、11年1月に発売した軽量鉄骨住宅「カサート」で既に採用している。モジュールを統合することで、サッシや外壁などの部材を共通化でき、コストを抑えられた。従来よりも坪単価で7万円ほど安い価格設定ができたという。
藤井康照社長は、商品発表の会見で、「一次取得者の住宅取得を支えてきた支援策が縮小するなど、今後の受注環境は厳しくなる。対策として、地域的には都市部により力を入れていく。商品面では、今回に加えて10月にも新しいタイプを投入する予定だ。この2本立てで受注増につなげていきたい」と話した。

















