「サ高住」の実態は 高齢者住宅財団調査より (11) 生活支援サービス契約書の分析 「サービス提供の記録」少なく
住宅新報 2013年8月20日 号 11面

モデル契約書に存在する見出しの有無
サービス付き高齢者向け住宅の実態調査では「生活支援サービス契約書」の現状も分析した。契約書の条文数を見ると、東京都が公表しているモデル契約書の構成と同じく「16条」が群を抜いて多い。モデル契約書が浸透している様子がうかがえる。
また、モデル契約書に記載されている、条文の前に置かれている見出しが、調査対象の契約書に存在するかを調べたところ(グラフ)、最も重要な「サービス内容」と「料金」については、ほとんどの事業者が記載していることが分かった。ただ、サービス提供内容の記録や利用者からの中途解約など、トラブルになった際に、入居者側(利用者側)にとって有利となる点についての条項を設けていないケースも見られた。更に、契約書とは別に重要事項説明書を用意し、サービス提供のより詳細な内容を示す形式を取る事業者数は、必ずしも多くはないことが読み取れるという。
モデル契約書に存在しないものの、目立った契約条項としては、連帯保証人規定や契約が終了する場面について触れているものが多い。

















