〝実家〟は田舎から、都市へ 旭化成H 二世帯住宅に新提案 別居組の宿泊も想定
住宅新報 2013年8月20日 号 11面

大きなテーブルが置けるダイニングルーム
旭化成ホームズは8月5日、新しい二世帯住宅「都市の実家」を発表した。二世帯住宅の親世帯として都市またはその近郊に住む1940~1949年生まれ、現在63~72歳の世代を想定した商品。ウエブアンケート調査によると、同世代では、同居している子世帯だけでなく、別居している子世帯が遊びに来たり、宿泊していく機会が多いことが分かった。また、遠くに住んでいる息子が東京への出張のついでに泊まっていくケースもあり、実家を中心としたネットワーク化が進んでいる。
松崎昭夫くらしノベーション研究所所長は「昔は実家といえば田舎だったが、今の子世帯の実家は都市にある。しかし、田舎と違い都市は敷地面積が限られている。そこで、10人以上が同時に集まっても大丈夫な間取りプランを考えた」と、今回の新商品開発の背景を語った。
もう一つのポイントは、同社が近年開発してきた二世帯住宅は子世帯のメリットを重視していたが、今回は親世帯のメリットを考えたこと。具体的には親世帯が使うスペースを延べ床面積に対し5割強とすることで、親世帯の満足度を高めることにした。現に、アンケート結果では63~72歳世代は、これまでの二世帯住宅に対し「大変満足している」と回答した割合が29%にとどまっている(「まあ満足」は64%)。

















