9月に「高齢社会検定」 長寿化や社会課題解決へ 東大高齢社会総研機構
住宅新報 2013年7月16日 号 8面
第1回「高齢社会検定試験」が9月14日、東京都目黒区の東大駒場キャンパスで実施される。高齢社会に興味のある人なら誰でも受験できる。受験コースと受験料は3つに分かれ、5500円と8000円。申し込みはインターネットか郵便振込取扱票で、締め切りは8月16日必着。
この検定試験は、個人の長寿化、社会の高齢化に伴う課題を解決し、より豊かな未来を築くために必要な知識を提供することを目的に、東京大学高齢社会総合研究機構を中心に創設された。実施するのは、一般社団法人高齢社会検定協会。協力したニッセイ基礎研究所は5月の研究レポートでも、「現代社会に不可欠な基礎知識の習得を」と、前田展弘研究員が高齢社会検定試験の勧めを説いている。
そこで、なぜこの検定試験が創設されたかについて言及している。「日本は超高齢・長寿社会として世界の先頭を歩んでいるが、国民の多くは人生90年という長寿に対し漠然とした不安を抱いている」のが実情だ。年をとると体はどう変化するのか、どのような心理過程をたどるのか、お金や住居の対策はどうするのか、親や配偶者の介護が必要なときどう対処するのか、社会保障制度はとうなるのか、といった高齢化と共に起こりうることの基礎知識を学んでいくものだという。

















