今週の糸口 時代論的住まい論 (11) 限界にある住宅価格
住宅新報 2013年7月9日 号 9面
連載: 今週の糸口
住宅の適正価格とは何か――。
バブル景気崩壊直後の91年に発足した宮沢内閣は、大都市圏でも年収の5倍で住宅が買えるようにするという目標を「生活大国5カ年計画」に盛り込み、92年6月に閣議決定した。
当時はまだ、給料が上がっていくという前提があったから5倍論だったが、今なら年収の4倍が限界ではないだろうか。もちろん、共稼ぎ夫婦が共有名義で取得する場合は銀行も合算した年収で審査してくれるが、離婚が増えていることなども考慮すれば、基本は本人のみの年収でローンを組むのが無難だろう。

















