「サ高住」の実態は 高齢者住宅財団調査より (1) 入居者の8割が要介護
住宅新報 2013年5月14日 号 8面

要介護度の内訳
「サービス付き高齢者向け住宅」は建設費の補助制度もあり、約1年半で登録件数が10万戸を超えるなど急増しているが、実際にどのような介護・医療ニーズがあり、サービス提供がなされているのか分かりにくいという声も多い。高齢者住宅財団はこのほど、サ高住のサービス提供状況や入居の実態を把握するため「サービス付き高齢者向け住宅等の実態に関する調査」を行った。数回に分けて調査結果の概要を紹介する。
居住者について見ると、全入居者の約83%が要介護認定を受けており、平均要介護度は1.8であることが分かった。内訳は、要支援が16.2%、要介護1が20.1%、要介護2が18.3%で、軽介護度の入居者が全体の半数強を占めた。要介護3は12.6%、要介護4は9.6%、要介護5は6.1%。中~重度の要介護者度の入居者は3割弱だった。
また、年齢層は「80~84歳」「85~89歳」の割合が高く、80歳代の入居者が53.7%で半数以上を占めた。90歳以上の割合は17.0%で、全体の約7割が80歳以上であることが分かった。なお、60歳代は7.1%にすぎず、70歳代は20%ほどだった。

















