「一団地規制」廃し、建て替え 旭化成不レジが東京・調布市で 複数棟の困難乗り越え 富士見町住宅 公道付け替えは初
住宅新報 2013年4月9日 号 11面
旭化成不動産レジデンスは4月2日、東京・調布市にある「調布富士見町住宅」の建て替え計画とその概要を発表した。
同住宅は東京都住宅供給公社が71(昭和46)年に分譲した団地で、5階建て・全5棟から構成されている。老朽化による漏水、エレベーターがないため高齢者世帯の生活困難、洗濯置き場がないなど間取りの陳腐化が進んだことなどが背景となり、08(平成20)年に建て替え推進決議が行われた。
一団地規制(一敷地一建築物という建築基準法の規制をはずす代わりに、良好な居住環境を確保するために定めた都市計画法による規制)を廃止し、地区計画・地区整備計画を制定したこと、公道の付け替えを行ったことなど、通常よりも困難さを伴う建て替え計画となった。特に、建替え円滑化法(今週のことば)で公道の付け替えを行った事例は今回が初めてと見られる。これは、団地の駐車場が公道を挟んだ向かい側にあったためで、これを新しく建てられる住棟2棟の間に移す必要があった。


















