消費増税後見通すセミナー 豊かな住環境を武器に =九州定借推進機構=
住宅新報 2013年2月26日 号 20面

消費増税後の反動減にも打ち勝つ商品力がテーマに
NPO九州定期借地借家権推進機構(三好修理事長)は2月19日、福岡市の天神ビルで「消費増税後を見通すセミナー」を実施した。速水英雄全国定借連合会組織渉外理事、本多信博住宅新報論説主幹、菅原純九州定借機構副理事長の3氏が講師を務めた。
菅原氏は定期借地権の基礎的知識や、福岡県内の定借物件事例について紹介しながら、定期借地権のメリットや魅力について分かりやすく解説した。例えば、(株)ネクステップが手掛けた「ネクスタウン畑ケ坂ガーデン」(福岡県大野城市)は市街化区域内の農地を地主から定期借地権で借り、地上権を設定。所有権では難しいと言われる共用の庭を設け、〝向こう3軒両隣〟的なコミュニティをテーマにしたまちづくりを行った。各住戸には境界ブロックなどはなく、木々が自然の仕切り役を果たしている。共用の庭は里庭のイメージに仕上げた。
菅原氏は「定借を使えば本当の意味での豊かさに満ちた街づくりが可能になる」と指摘。「土地は利用するものと考えた方が、資産価値を守ることにつながっていく」とも述べた。また、新築市場だけでなく既存のストック活用においても、定期借地権を活用すれば高利回りの収益不動産に再生できることなどを紹介し、関心を集めた。会場には会員や入会を検討中の建設会社など70名近くの受講者が集まり、熱心に聴講した。

















